

ドラックストア特にOTCの販売に転職したいと考えているなら転職エージェント選びには注意が必要なんですよ。
なぜかと言うとドラッグストアの求人数は転職エージェントによるバラつきが大きいからです。
先に結論から発表しますね。
ドラッグストア(OTC)への転職に不向きなエージェントは以下の5つ。
理由は一目瞭然ドラッグストアの求人数が少ないからです。
エージェント名の横に記入しているのが求人件になります。
病院薬剤師ドットコム:0件
お仕事ラボ :5件
ジョブデポ薬剤師 :19件
MCーファーマネット :39件
アプロ・ドットコム :67件
上記のエージェントやコンサルタントのレベルが低い・劣っていると言っているのではありません。
知ってほしいのは薬剤師専門といえどライバル企業との差別化を図っている点です。
このことを知らずにエージェントを選んだ結果「ろくな求人が無い」「コンサルタントのレベルが低い」と評価する利用者は実際に多いものなんですよ。


まずは下のグラフを見てください。

こちらは今回比較した転職エージェント14社のグラフです。
ランキングと求人件数を発表します。
1位:マイナビ薬剤師 8,566件
2位:ヤクマッチ薬剤師 8,212件
3位:薬剤師求人.com 2,038件
4位:CME薬剤師 1,492件
OTCの販売を希望するのであれば上位3社がおすすめとなりそうですが...
薬剤師求人.com と薬キャリは提携先を仲介するタイプのエージェントで自ら登録先を確定できません。
従って今回は4位の CME薬剤師を繰り上げ3位で紹介します。
こんにちは!
今回の解説をしているBeken(beken77116525)といいます。
現在ドラッグストアで「店長」と「管理薬剤師」を兼任している現役薬剤師です。
現場経験も30年以上ですので業界に詳しい方だと思います。
※この解説は薬剤師専門の転職エージェント14社の求人データをもとに書いています。
(エージェント名:ヤクマッチ薬剤師 マイナビ薬剤師 薬キャリ ファルマスタッフ 薬剤師求人.com ファゲット お仕事ラボ CME薬剤師 アプロ・ドットコム リクナビ薬剤師 薬剤師ベストキャリア MCーファーマネット 病院薬剤師ドットコム ジョブデポ薬剤師
マイナビ薬剤師
1位:マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師の特徴
・顧客満足度NO.1
(薬剤の人材紹介サービス15ブランドにおける調査:調査依頼先楽天インサイト)
・マイナビグループの薬剤師向け転職エージェント
・公開求人数56,225件です。(2022年4月18日現在)
・1人への求人紹介数平均19.5件(2019年10月現在)
マイナビ薬剤師のメリット
・知名度が高い
・キャリア面談がある
・サイトが使いやすい
・日本全国をカバー
・拠点数が多い
・面接同行サービスがある
・転職相談会を実施している
・年収・休日の交渉がしてもらえる
マイナビ薬剤師のデメリット
・派遣社員の求人数が無い
・病院薬剤師の求人が少ない
・コンサルタントの対応が面倒
マイナビ薬剤師の求人
マイナビ薬剤師の総求人数は56,225件です。
マイナビ薬剤師の業種別求人をグラフでわかりやすく紹介します。
調剤薬局あり・なし2種類で比較してください。

調剤薬局以外の求人をグラフにするとこんな感じになります。

ヤクマッチ薬剤師
2位:ヤクマッチ薬剤師

ヤクマッチ薬剤師の特徴
・スプリングフィールド株式会社が運営する薬剤師専門の転職エージェント
・2014年に設立された比較的新しい転職エージェント
・社名の通り転職時のマッチングに注力している
ヤクマッチ薬剤師のメリット
・マッチング精度の高さを重視している
・薬剤師免許を持った薬剤師が在籍している
・情報量が豊富
・求人数が多い
ヤクマッチ薬剤師のデメリット
・コンサルタントの数が少なめ
・拠点数が少ない
・規模が小さい
・時間がかかる
ヤクマッチ薬剤師の求人
ヤクマッチ薬剤師 の総求人数は58,292件です。
ヤクマッチ薬剤師 の業種別求人をグラフでわかりやすく紹介します。
調剤薬局あり・なし2種類で比較してください。

調剤薬局の求人を除いて見やすくするとこうなります。

CME薬剤師
3位:CME薬剤師

CME薬剤師の特徴
・比較的新しい薬剤師専門の転職エージェント
・新しいエージェントにも関わらず4拠点あり
・求職者の納得がゴール
・SNSの発信に積極的
CME薬剤師のメリット
・40歳以降のベテランの求人が多い
・医師・看護師などの系列により独自の求人がある
・土日でも対応
・履歴書・面積のアドバイスが受けられる
CME薬剤師のデメリット
・「求人数」が少ない
・各拠点から離れていると電話面談となる
・地方の求人に弱い
CME薬剤師の求人
CME薬剤師の総求人数は28,774 件です
CME薬剤師の業種別求人をグラフでわかりやすく紹介します。
調剤薬局あり・なし2種類で比較してください。

調剤薬局の求人を除いて見やすくしたグラフがこちらです。

まとめ
今回はドラッグストアの求人数は転職エージェントによるバラつきが大きいから総求人数のみで判断するのは危険。
ドラックストア特にOTCの販売に転職したいと考えているなら転職エージェント選びには注意が必要と言う内容でした。
ドラッグストア(OTC)への転職に不向きなエージェントは以下の5つ。
登録の候補に入れていた人は再検討が必要です。
病院薬剤師ドットコム:0件
お仕事ラボ :5件
ジョブデポ薬剤師 :19件
MCーファーマネット :39件
アプロ・ドットコム :67件
それではおすすめのエージェントのランキングはと言えばこちらの3社です。
1位:マイナビ薬剤師 8,566件
2位:ヤクマッチ薬剤師 8,212件
3位:CME薬剤師 1,492件
転職エージェント選びにおいて取扱い業種の確認は最重要です。
皮肉なものでコンサルタントのレベルが高いことがマイナスに働くことさえあります。
最後に業種が明確になっていない人におすすめの記事も用意してあるので参考にして下さい。
>>【初心者向】薬剤師転職エージェント比較|14社の求人データをもとに「ベスト3」を発表!