【登録販売者試験】独学で注意点は「作用」≪「副作用」への気づき!

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くすりの作用を覚えれば

副作用は捨ててもいいですか?

現場経験約30年、現役薬剤師のbekenといいます。登録販売者を「独学」で目指している方が陥りやすい注意点として、医薬品販売に携わる者の指名は「いかに効く薬を患者さんに紹介するかである」と考えてしまう傾向にあることです。

しかし厚生労働省が、薬剤師や登録販売者に求めていることは今も昔も「副作用を発生させないこと」です。つまり重要度は「作用」≪「副作用」であることに気づかなければなりません。すでに医薬品業界に在籍している方や、受験対策セミナーに参加している方は、先輩や講師によって伝えられるチャンスがありますが「独学」ですと気づかず、「副作用」に関しては読み飛ばしてしまおう、後回しにしようになりがちですが、むしろ優先して取り組まなくてなりません。

漢方薬は副作用が少ない⁈

分かりやすい出題傾向として、漢方薬は「副作用が少ない」という一般認識に対して、専門家がその認識では困ります!ということで出題数も増加傾向にある訳です。特にどの参考書を見ても、どの漢方薬に「甘草」「麻黄」「大黄」が含まれているかが重要との記載がありますが、これこそまさに「副作用」ありきで考えられています。それでは、詳しく解説していきます。

甘草

  • 科名:マメ科 基原:ウラルカンゾウ 使用部位:根およびストロン
  • 作用:抗炎症作用

甘草の副作用

カンゾウには、グリチルリチン酸が含まれている。グリチルリチン酸の主な副作用は偽アルドステロン症なので「むくみ」「心臓病」「腎臓病」「高血圧」に注意が必要。

偽アルドステロン症

アルドステロンは副腎皮質で産生・分泌されるステロイドホルモンで、体内に塩分・水分を貯留してカリウムを排出させる働きがあります。その結果「手足の脱力」「血圧上昇」「むくみ」などが発生します。

グリチルリチン酸の副作用には、アルドステロンの分泌が増加していないにもかかわらず同様の作用を示すため偽アルドステロン症といいます。偽アルドステロン症は2,3,4章を通じてよく出てきますので、試験にも頻繁に出題されます。

麻黄

  • 科名:マオウ科 基原:マオウ 使用部位:根茎
  • 気管支拡張、発汗促進、利尿

麻黄の副作用

マオウにはエフェドリンが含まれている。エフェドリンには交感神経を亢進(興奮している状態)する働きがあり心臓血管系やエネルギー代謝に関与するため、「心臓病」「高血圧」「糖尿病」「甲状腺機能障害」に注意が必要。また、「依存性」に対しても注意が必要。

大黄

  • 科名:タデ科 基原:ダイオウ 使用部位:根茎
  • 作用:大腸を刺激して排便を促す

大黄の副作用

ダイオウにはサンノシドが含まれれている。センノシドは大腸を刺激して「瀉下作用」を示す。また、妊婦は腸の急激な動きによって「流産・早産」を誘発するため注意が必要。

まとめ

「副作用」は「作用」以上に重要視されています。漢方薬はその中でも、漢方処方の中に「カンゾウ」「マオウ」「ダイオウ」が含まれていることが分かる→主成分が分かる→さらに副作用が分かる。の流れから応用問題が作成しやすいところですので今後出題数が増加傾向にありますので流れを意識して覚えていきましょう!

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