薬剤師転職

40代からの【薬剤師転職】「キャリアアップ」で大切なこと!

「転職」の際には大なり小なり「キャリアアップ」したいと思いますよね?


「自分の可能性を試したい」

「明確な目的を持って働きたい」

確かにこだわりたい....


でも。やっぱり最重要は…

「年収アップがしたい」


これが本音じゃないですか?



こんにちは!

現在ドラッグストアの店長兼管理薬剤師。
現場経験約30年のBeken(beken77116525)といいます。
業界の情報に詳しい方だと思います。

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この解説を読むメリットは…

「年収アップにつながる転職の方法が分かる」です。



それでは解説していきます!



転職で「キャリアアップ」するためには....

・自分の価値

・採用企業が私たち求職者に求めていること

この2点を知る事が大切です。






私たちが「家」や「車」を売りたいと思ったら「一括査定」しますよね?


「相場」が分からないと買いたたかれるのを知っているからです。


「転職」=「自分を売り込むこと」

ですから、当然自分の「相場」を知らないといけません。


現在の「給料」が「安い」と感じていても実は高い評価を受けてい場合もあります。




それでは企業が私たち求職者に求めることとは....



「どれだけ長く働いてもらえるか」

「どれだけ利益に貢献してもらえるか」


この2点です。





分かりやすく「家」や「車」に例えると....



「築年数は?」や「立地は?」「間取りは?」「走行距離は?」です。





「どれだけ長く働いてもらえるか」は


「走行距離」や「築年数」に相当します。

好んで「築年数」の経った物件に手を出しますか?



「利益貢献」は

「立地」や「間取り」です。

「不便な立地の家」や「エンジンの調子が悪い車」に手を出しますか?



一方で「求められる価値」は一定ではありません。



直近では新型コロナウイルスの影響により「テレワーク」が浸透してきましたよね?


結果的に出社頻度が少ないので「都心」でなくても「広い家」。

リビングは狭いけど「プライベート」で使える「テレワーク向き物件」みたいに変化します。




付加価値の付け方によっては今までにない価値提供ができるかも知れません。




私たち自身の「価値を知り」「売り込みポイントを明確にする」ことで「キャリアアップ」の可能性は高まります。

「自分の価値を知ろう!」

薬剤師の「転職エージェント」を利用する

「自分の価値を知る方法」実は簡単!

「薬剤師転職エージェント」数社に登録して「求人」の紹介を待つだけ。



紹介された「求人」の「給与」の平均が私たちの「価値」です。



「転職」を検討する際に私たちの「価値」と比較して現在の「給与」と比較することで判断しやすくなります。

\薬剤師転職エージェントの詳細はコチラ/

薬剤師の「転職エージェント」は利用者を「安売り」する?

薬剤師の「転職エージェント」でよくある勘違いが利益システムです。


実際:紹介した「求職者」の年収の30%が報酬。
だから「転職エージェント」は「求職者」の年収をできるだけ高く設定したい。


勘違い:「求職者」の紹介料が予め設定されている。
だから「転職エージェント」は「求職者」の年収を安く設定して数をさばきたい。


ここは理解しておきたいところです。

「転職エージェント」の利益システムに関する詳細はコチラ

薬剤師の「転職エージェント」は「転職」しなくても利用可能なのか?

実際に「転職するか分からない」のに「転職エージェント」に登録しても大丈夫?と不安になりますよね。


「転職エージェント」のコンサルタントも仕事としてやっています。



「転職を迷っている」「転職を検討中」の旨を登録時に明確にしておくマナーが大切です。


万が一「転職」を迫られることも想定して「退会方法」を確認しておけば安心ですね。

薬剤師の「転職エージェント」再登録は可能です

薬剤師の「転職エージェント」は再登録可能です。


今すぐ「転職」しないときは「転職エージェント」を一度「退会」します。

その後「転職」を検討する際は再登録を行いましょう。


再登録できるのかわからないので継続したままにするのは「コンサルタント」に迷惑をかけてしまします。

「スキルアップ」

「キャリアアップ」の話となるとお約束のようにでてくるのが「スキルアップ」ですよね?

では「スキル」が高いほど「キャリアアップ」につながるのでしょうか?



薬剤師が「スキルアップ」のために取得する資格は時間がかかるものか、難易度が高いものがほとんどです。

対して取得する「資格」「スキル」が「キャリアアップ」へ与える影響はどうでしょう?



「会社」が私たちに求めることは「利益貢献」であって「スキル」ではありません。


40代以降の「転職」では「時間」の意識が大切です。

先延ばしの言い訳に「スキルアップ」や「資格取得」に時間をかけても意味がありません。

「資格」「スキル」を取得するために要する「時間」は年齢を考慮しても妥当なのかを検討する必要があります。


一般的な「スキルアップ」

まずは、一般的に言われる「スキルアップ」はこんな感じでしょうか。

  • 資格を取得
  • TOEICの点数を伸ばす
  • プログラミングスキルをつける

これを活用してキャリアアップに繋げましょうとなりますね?

薬剤師の「スキルアップ」

薬剤師の場合はどうでしょうか?

  • 認定薬剤師取得
  • サプリメントアドバイザー取得
  • ケアマネージャー取得
  • 薬物療法専門薬剤師取得

例えばこんな資格を取得すれば「スキルアップ」になりますね。

きっと差別化にもなります。



希望する「転職先」で必要な資格であるなら取得せざるを得ません。

もしそうでないなら「利益貢献度」や「取得にかかる期間」は妥当でしょうか?

薬剤師の「スキルアップ」における問題点

難易度が高い

薬剤師が薬の世界で「スキルアップ」しようと思うとやはり何度が高いです。

チャレンジ精神は大切ですが取得確率も検討が必要です。

時間がかかる

特に40代以降の薬剤師にとって「時間」は大切です。


「採用企業」は「求職者」に「これから先どれだけ長く働いてもらえるか」を見ています。


40代以降の転職者には、そもそも「転職先に貢献できる時間が少ない」と意識しなくてはなりません。


「スキルアップ」と「残り時間の減少」のバランス感覚が求められます。

収入へのインパクトが少ない

「薬剤師」の皆さんは真面目なかたが多いですよね?

薬や医療を極めたいと考えている方も多いです。

それは素晴らしいことですしヤリガイにつながるでしょう。


しかし「極めている薬剤師の給料が高いのか?」というと必ずしもそうとは限らなそうです。


理由は....

  • 企業の利益に貢献できる場面が極端に限定される
  • 高い知識を求められる「病院の給料」が高いとは言えない






40代以降の転職において時間のインパクトはかなり大きいと考えるべきです。



すでに取得済みの資格があるのであれば当然「転職」に生かすべきです。

しかし「これから取得して転職しよう」では遅いかも知れません。



「キャリアアップ」に活きる「スキル」

それでは「転職時のキャリアアップ」に活きる「スキル」は何なのか?


ズバリ、売上・利益・効率化につながる「スキル」です。


具体的には…

  • コミュニケーションスキル
  • リーダーシップ
  • マーケティングスキル

コミュニケーションスキル

「コミュニケーションスキル」は想像以上に「キャリアアップ」に繋がります。

「『接客』『販売力』『営業力』に自信があります。」と面接で言うだけでも意識が伝わります。


実際に得意で伝え方が上手ければ間違えなく好印象を得ます。

リーダーシップ

対外的な「コミュニケーションスキル」はもちろんですが、メンバー同士でも重視されます。

「メンバーの『士気を高める』『目標を持たせる』のが得意です。」や「『コーチングが得意』でメンバー全体が成長していける組織で働きたいです。」も好印象です。


「薬剤師」・「個人」として~ができるではなく。

「組織」・「チーム」を~してが求められます。

マーケティングスキル

「薬剤師」の基本として「利益を優先してはならない」「患者の健康を後回しにしてはならない」ってありますよね?

これは正しいのですが、「Win-Win」な選択肢もあります。

営利団体に属する以上「売上」「利益」「客数」の向上は常に求められます。



「資格」でおすすめなのが「販売士(リテールマーケティング)」です。


ダイレクトに「キャリアアップ」に活かせる資格ではありませが、販売全体を広く浅く網羅している「資格」です。


難易度はそれほど高くなく「利益貢献」に関心があり努力していますアピールには役立ちます。


まとめ

長年の現場経験で「薬剤師」は真面目で努力家が多いです。

一方でコミュニケーションが苦手な方が「登録販売者」の方と比較して多いとも感じます。

個人のパフォーマンスがいかに優秀でも組織にはかないません。


私たち40代以降のベテラン勢が短期間に「キャリアアップ」するためには難しい「資格」へのチャレンジよりも「コミュニケーションスキル」を磨くことが近道かも知れません。

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